2023年3月16日 カテゴリー: お知らせ
お陰様で3月15日に10周年を迎えることが出来ました。2013年3月15日の開院以来沢山の皆様に支えられここまでやって来られました。本当に感謝しかないです。
振り返りますとあっという間の10年で、この間に「治療院の新築移転」・「コロナ禍」等様々な出来事がありました。
引き続き皆様のお役に立てられる様に努めてまいります。これからもよろしくお願いします。
治療院内では、一足早く桜が満開となっております。
2023年1月4日 カテゴリー: お知らせ
新年明けまして、おめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年もより一層の精進をし、皆様のお役に立てられるよう施術・応対をしていく所存であります。
本年もよろしくお願い申し上げます。
新しい一年が皆様にとって素晴らしい年でありますよう御祈念申し上げます。
上空から見た伊那谷です。
2022年11月24日 カテゴリー: お知らせ
11月23日(祝) 伊那文化会館において、玉置妙憂先生の講演会があり参加してきました。
その中で、現在約8割の方が、病院等の施設でお亡くなりになっており、「死」というものを
遠ざけている状態であるとお話しになっていました。いわゆる死のタブー化です。
その結果、「死」という事が、頭の中のみの理解になって、腹に落ちていないと言うことになるとの事です。
なかなか難しい。。。私も死期がせまったら「まさか」と思うのだろう???
また、真理*1についてもお話し下さいました。
全ては「諸行無常*2」であり、悲しい気持ちも若々しい肉体も必ず変化する。
*1:真理は、確実な根拠によって本当であると認められたこと。ありのまま誤りなく認識されたことのあり方。
真実とも。(Wikipediaより)
*2:この世の現実存在(森羅万象)はすべて、すがたも本質も常に流動変化するものであり、一瞬といえども
存在は同一性を保持することができないことをいう。(Wikipediaより)
2022年5月22日 カテゴリー: お知らせ
今回は痛みの抑制についてです。一つ目は、「手当て」というの言葉から分かる様に、痛いところを触るとその痛みがすこし和らいだという経験をされた事があるかと思います。これは、痛み感覚は侵害性(Aδ線維、C線維)と非侵害性(Aβ繊維)の求心性繊維の活動バランスによって調節されているという事が脊髄後角で起こっているからです。
二つ目は、脳内で起こる痛みの抑制です。中脳辺縁ドーパミン系と呼ばれており、痛みの抑制において重要なメカニズムです。体に痛みを感じると、中脳にある腹側被蓋野からドーパミンが放出されてます。それを受けて側坐核が働くと脳内のμーオピオイドが活性化し鎮痛機能が働きます。癌治療に使われる「モルヒネ」もこの作用で痛みを抑えています。
三つ目も脳内で起こる痛みの抑制です。下行性疼痛抑制系と呼ばれ、脳幹網様体にある、縫線核・青斑核からそれぞれ、セロトニン・ノルアドレナリンが放出され脊髄後角で痛みの抑制、遮断されます。赤ちゃんの時には気になっていた肌着に付いているタグが成長と共に気にならなくなるのは、この機能によるものです。
最後に体を動かすことによる痛みの抑制(軽減)です。これは、内因性カンナビノイドの関与や運動する事で筋肉から様々なサイトカイン、ペプチドが放出される事、さらには、PGC1-α(ペルオキシソーム増殖因子活性化レセプターγ共役因子)の活性化から痛みを抑制しています。ランニング中に起こる何とも言えない幸福感や高揚感いわゆる「ランナーズハイ」はこの内因性カンナビノイドの働きで起きています。また、PGC1-αは活性酸素を抑制する、つまり老化を抑制する等痛みの抑制以外にもたくさん良いことがあります。「体を動かしましょう」には理由があるのです。
ここで言う「運動」とは心拍数が1.5倍になる程度の動きをいいます。つまり、日常生活での家事や歩行、草取り等を額に汗がうっすら浮かぶ程度の有酸素運動を継続的に行うことが重要となります。
少し難しい話になりましたが、外傷等を除いた「痛みの原因」は「痛みの抑制」がきちんと働いていないことが多いです。
2022年4月25日 カテゴリー: お知らせ
新型コロナウィルス対策として、CO2センサーを設置いたしました。これにより、治療室内の換気状態が把握出来る様になりました。
厚生労働省からは、良好な換気状態の基準として二酸化炭素濃度(CO2濃度)1,000ppm以下と提示されております。
引き続き感染対策を進めて参ります。
2022年4月12日 カテゴリー: お知らせ
痛みの刺激は最終的には大脳皮質に入力されます。そこで、処理をされます。
・体性感覚皮質:狭い範囲の痛みを受容していて、広範囲の痛みには反応していない。
・帯状回:痛みに関する感情的要素の処理を行っている。
・島皮質:痛み対する自律的対応に関与して、内蔵に関する痛みも処理している。
次回は人体に備わっている痛みの抑制についてです。
2022年2月17日 カテゴリー: お知らせ
今回は「痛み」として感知するセンサー、それを伝える伝達路について、お伝えしようと思います。
・温度侵害受容器:45℃以上、5℃以下の温度刺激を感知します。
・機械侵害受容器:皮膚に加えられた強い圧力を感知します。
・ポリモーダル侵害受容器:様々な刺激を感知します。
・サイレント侵害受容器:内蔵にあり、炎症、化学物質による刺激を感知します。
とそれぞれ役割があります。このセンサーが活性化する事で「痛み」として認識するのです。
次にその「痛み」を伝える経路です。どこに伝えるかによって名前が違ってきます。
脊髄視床路 / 脊髄網様体路 / 脊髄中脳路 / 脊髄視床下部路
2022年2月1日 カテゴリー: お知らせ
前回「姿勢は結果」のタイトルで始まりましたが、その「結果」をお伝えしておりませんでした。その前に少し「痛み」についても触れていきたいと思います。
国際疼痛学会(IAPS)では、「組織損傷が実際に起こった時、あるいは起こりそうな時に付随する不快な感覚および情動体験、あるいはそれに似た不快な感覚および情動体験。」と定義されています。すなわち「心理的影響なしに痛みは存在しない」という事になります。痛みには必ず、感情が関わると言う事です。
2022年1月29日 カテゴリー: お知らせ
今回は姿勢についてお伝えしようと思います。「姿勢が昔から悪いので、腰が痛くなってしまいました。」と言われる方が結構おられます。ご自身でそう感じられている方もおられれば、整体の先生にその様に言われたという方もおられます。その際、お伺いするのは、「腰が丸くなったおじいちゃん、おばあちゃんは全員腰が痛くなると思いますか?」そうすると、「???」となります。実際、私が診させて頂いている患者さんで円背(猫背)だけど、腰は痛くないとい方が何人もおられます。当然、腰が痛い方もおられます。となると、痛みの原因は何???それについては次回お伝えしようと思います。
治療院名 | てんりゅう治療院 |
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設立日 | 2013年3月15日 |
院長 | 飯塚 博志 (国家資格 あん摩マッサージ指圧師免許第135492号) |
施術師 | 飯塚 さやか (国家資格 あん摩マッサージ指圧師免許第135486号) |
所在地 | 〒399-4511長野県上伊那郡南箕輪村8001-3 |
電話番号 | 0265-95-3551 |
architect by ハムル建築設計事務所
てんりゅう治療院へは南箕輪村、伊那市、駒ヶ根市、辰野町、箕輪町、宮田村、飯島町、松川町、木曽町、長野市、松本市、塩尻市、茅野市、岡谷市、安曇野市などからご来院いただいております。