急に暖かくなりましたね。東京は夏日を記録したと報道されていました。今頃の時期を「木の芽時(このめどき)」と呼ぶそうです。
この木の芽時に多い症状として、「体が重い」「だるい」、「やる気がしない」等があります。これは、自律神経が関係しているかと思われます。
理由をいくつか挙げますと、
・寒暖差によるストレス
・気圧の変化(低気圧が多くなる)
・花粉、交差などのアレルギー物質
・新年度を迎えるにあたり環境の変化 etc.
これらの要因が重なり合うと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、体内でさまざまな不調が引き起こされます。
その結果、体が重く感じたり、だるさが抜けなかったり、やる気がわかないといった症状が現れやすくなります。
この「木の芽時」に特有の体調の乱れを整えるために、以下の事を気をつけてみてください。
規則正しい生活リズム
急激な季節の変わり目に備え、十分な睡眠と規則正しい生活が必要です。日々のリズムが乱れると、体内時計が狂い、自律神経の調整が難しくなります。
バランスの取れた食事
新鮮な野菜や果物、発酵食品を取り入れて、季節の変わり目に不足しがちな栄養素を補い、体の内側から免疫力をサポートすることが大切です。
適度な運動
軽いストレッチや散歩、ヨガなど、無理なく続けられる運動を心がけると、血流が促進され、体調全体のバランスが整いやすくなります。
てんりゅう治療院では、脈拍変動計により自律神経の状態を把握することが出来ます。結果に基づき一人ひとりの体質や症状に合わせて施術を行っていきます。
木の芽時は、新たな季節の訪れとともに成長や変化が始まる時期でもあります。この時期特有の不調を単なる症状として捉えるのではなく、体と心が新たな調和を模索しているサインと考えて、施術を通じて、患者さんが自然のリズムと調和し、健やかな毎日を取り戻せるよう全力でサポートいたします。
まずは、ご自身の体の声に耳を傾け、少しでも異変を感じたらお気軽にご相談ください。体調回復のお手伝いをさせていただきます。
さらに、季節ごとの体調管理や最新の治療法、生活習慣の改善に関する情報も定期的に発信しておりますので、今後のコラムにもぜひご覧下さい。 この先、具体的な症状に合わせたセルフケアの方法や、おすすめのストレッチや軽い運動の紹介など、幅広い情報をお届けできればと考えています。よろしくお願いします。