てんりゅう治療院

予約制 TEL:0265-95-3551 日曜、祝日休診 受付時間:9:00~20:00

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女性の「疲れ」の原因と対策について

女性の「疲れ」について、お話ししたいと思います。駒ヶ根市に工場がある養命酒製造株式会社さんが2021年に実施した調査によると、女性たちが感じる不調のトップ3は「疲れやすい」、「冷え性」、「肩痛・腰痛」でした。 1.疲れの一般的な原因と対策 女性が疲れやすい原因は、体質的なものやライフスタイルによるものがあります。その対策としましては、栄養バランスの良い食事を心がけること、ストレスをためないようにすること、規則正しい生活をすることが挙げられます。特に、鉄分が不足して貧血になると、体内に酸素が運べなくなり、疲労感を感じやすくなります。 ちなみに、疲れに効く栄養素としては、 ・ビタミンB群 ビタミンB群は、エネルギーを生み出すために重要です。特にビタミンB1は糖質からエネルギーを作る際に必要で、不足すると疲労感を感じやすくなります。玄米や豚肉、うなぎ、ごま、大豆に多く含まれています。 パントテン酸も疲労回復に効果的です。糖質や脂質、たんぱく質からエネルギーを生み出す過程で重要な役割を果たします。鶏や豚、牛のレバー、卵黄、たらこ、納豆などに含まれています。 ・抗酸化物質 抗酸化物質は活性酸素を取り除いたり、その影響を抑えたりする効果を持ちます。疲労回復には特に重要です。中でも「グルタチオン」は最強の抗酸化物質です。 ビタミンC : 柑橘類、イチゴ、パプリカ、ブロッコリーなどに多く含まれています。 ビタミンE : アーモンド、クルミ、オリーブ油、魚介類、野菜類などに多く含まれています。 グルタチオン : 牛肉、アボカド、アスパラガスなどに多く含まれています。 カテキン : 緑茶に多く含まれています。 2.女性特有の疲れの原因 また、疲れの原因には、肉体的な疲労、精神的な疲労、神経的な疲労があります。女性特有の疲れやすい原因としては、甲状腺機能低下症や更年期障害が挙げられます。甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌量が不足することで、代謝が低下し、疲れやすくなる病気です。更年期障害は、女性ホルモンの減少によって、疲れやすさをはじめとする様々な症状が現れる病気です。これらにつきましては、お近くの内科にご相談下さい。 3.自律神経の乱れと疲れ 一方、自律神経の乱れによる疲れもあります。自律神経とは、私たちの体にある神経系の一部で、意思とは無関係に働き体内をベストの状態に保ち続ける神経の総称です。このバランスが大切になります。なんらかのストレスを受けたとき、私たちの体はいつも通りの状態を保つためにさまざまな反応をします。その一つが交感神経の活性化です。ストレスを受けるとそれに対応するために交感神経が優位になり、しっかりと呼吸をして酸素を取り入れたり、全身へ血液が行き渡るように心拍を速くしたりします。しかし長期間にわたりこのような状態が続くと、心身が耐えられる限界を超えて自律神経のバランスが崩れ、疲れを感じやすくなってしまうのです。 4.まとめ 最近、疲れやすいなと感じたら、一度ご相談いただければと思います。  

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