最近、ぎっくり腰を含め腰痛を訴える患者さんが増えて来ました。
朝晩の温度差によるストレス、日中の暑さによる疲れ、水分不足等が原因かと思われます。
ぎっくり腰は、次の様なステップで起こるとされています。(小難しい用語を使っております。)
大脳皮質の機能低下→脳幹網様体の機能低下→ γ運動神経の機能低下
→ 錐内筋のセンシビリティが低下している為、感覚神経Iaが発火しにくい状態になる
→ 脊髄前角でのα運動神経への抑制が効かなくなる → 錐外筋の異常収縮を起こす → 痛み
簡単に言うと、「筋肉がつっている(痙攣している)」状態になると言うことです。注)すべての腰痛が当てはまるわけではありません。
ですから、痛みが出ている筋肉を伸ばそうとすると、痛みが増します。
患者さんから、「予防するにはどうしたら良いか?」と聞かれますが、
しっかり食べて、しっかり寝る
が一番の予防になるかと思います。